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10月
20th

入院中の不貞行為

| カテゴリ: 衝撃

もう10年程前の話です。

付き合って1年になる彼女が入院しました。

簡単な手術で治るものだそうで、入院して2日後に手術、経過みて長くて1週間程度。

手術の当日、終わった辺りに見舞いに行くと満面の笑みで迎えてくれました。

退院が月曜日になるといったので、前の日に見舞いに行ったんですよ。

4人部屋で窓際のベット、彼女が寝てるはずです。

他の入院患者も居ないので、そ〜と入り、寝顔見て起きたらからかってやるつもりでした。

部屋の入り口で物音が聞こえたんですよ。

クチュクチュとかシュッシュッとか…

馬鹿で鈍い方な俺でも何の音か判ります。

足が止まっている俺に、消え入りそうな声も聞こえてきました。

「…ゃん」とか「ぃぃ…」とか。

自分の心が冷える感じがすると同時に、冷静になってきました。

見舞いに行った時に「カッコいい男の人が入院してる」なんて言ってたな…

そいつだろうか?

 

男の「いい?」小さな声が聞こえました。

「…………ぅん」

俺は心の中で「終わったな」そう呟きました。

意を決して足音を殺しながら近くに行きます。

「ハァハァ…」

「んっんっ!」

白いカーテンをサッと開けます。

「こんにちは。」

俺は冷静に言い放ちます。

男が彼女の上に乗っかってます。

「な、なんだお前!」

男が振り向いて喚き出します。

「病院で騒ぐなって言われなかったか?」

冷静に、そして男の首を掴みました。

彼女は呆然としてます。

「これ見舞いで持って来たんだけどさ、もういらねぇよな?」

彼女が好きなシュークリームが入った箱を目の前で揺らします。

前のはだけたパジャマを押さえながら震えてました。

「もう、2度と来ないから。連絡もするな。

男の腹に拳を叩き込み、病室から出ました。

ナースステーションに寄り

「これ、皆さんで食べて下さい」

カウンターの上に置いて帰りました。

 

その日はなんの連絡もありません。

次の日、仕事から帰ると、

「○○さんから連絡あったよ」

とお袋から。

「あぁ、判ったよ」

おそらく退院して家から電話したのでしょう。

普段なら俺から掛けなおすんでしょうが、とてもそんな気にはなれません。

当然無視です。

彼女の性格を考えると俺が居るのが判れば、電話攻勢が始まる事は想像できました。

その日は友人の家に行き、夜遅くに帰りそのまま寝ました。

俺の都合で付き合わせた友人には悪いが。

次の日からは残業で仕事をこなし、資格の勉強も会社でするようにしました。

予想通り、毎晩電話があったようです。

親は不審がっていましたが。

日曜の朝、電話を自分で取ってしまったのが不覚。

「○○といいますが、篤史(俺)さんはいらっしゃいますか?」

「……用は無いんだけど」

「話を聞いて!!」

「だから、なんの?」

「違うの、違うの!」

「俺の両親の前で話すか、お前の両親の前で話すかどっちかなら応じてやる」

とっさに言ってしまいました。

そう言えば諦めるだろうと思ったのもありますが。

「…判った、篤史ちゃんの両親の前で話す。」正

直、予想外の展開です。

でも、今更引くわけにも行きません。

両親に今夜彼女が来ることを伝え、話がある、とだけ言いました。

心なしか両親ウキウキしてるんですが…

 

夜になって彼女が来ると

「あら〜、○○ちゃんいらっしゃい。お久しぶりね。」

お袋は暢気なもんです。

「で、話って何?」

お袋はもう、ウキウキです。

「………」

彼女は俯いたまま一向に口を開きません。

俺が口火を切りました。

「俺、こいつと別れるから」

 

はぁ?

ぽかーん?

え??

なになに???

なんなの????

 

親は俺の言ってる意味が理解出来てないようです。

「違う! 違うの!」

彼女が叫びます。

俺は両親に「ちと、見てて。いいって言うまで口出さないで」

「あの男はなんなの?」

「入院してた人」

「そうじゃなくて、どこの誰って聞いてるんだけど」

「名前しか知らない、奥さん居るって言ってた」

「それって不倫って言うんだぜ? 知ってる?」

「………」

「何であれ、別れるけどな」

「いや、別れない」

「浮気する奴、どう信じろと? 無理無理」

「………」

お袋がちょっとだけ状況を理解したようです。

「浮気ってどうゆう事?」

「こいつ、この前入院してたんだ。見舞いに行ったら知らない男と寝てたんだよ。」

お袋絶句。

そりゃそうだろ普通w

「でも、好きなのは篤史ちゃんなの、別れたくない。」

「あのさ…もし今子供が出来てたとしたら、誰の子よ? 胸張って俺の子って言える? 俺の親にお義父さん、お義母さんの孫ですって言えるのか!」

「たった1回じゃない! セックスなんて私にとってスポーツみたいなものよ!」

おいおい、なんて事言いますかこの女。

 

ここでなんか判りませんが、お袋がキレました。

「出て行きなさい!!」

親父がなんか微妙な顔してるし。

後で聞いた話だと、ちょっと前に親父の浮気疑惑があったそうな。

近所で有名な尻軽おばちゃんに目付けられてたらしい。

そのおばちゃんも彼女と似たような事言ってたそうです。

親父の性格考えると、ビビって逃げ回ってたと思うけど。

なんか妙に冷静になってる俺が、こりゃ収拾つかないなと思い、彼女の家に電話し、来てもらう事にしました。

俺の行為は火に油を注ぐようなもんだとも考えましたが、いっそ一気に燃え尽きたほうが消火も早いんじゃないかと。

 

彼女の母親がやってきました。

流石に自分の娘が浮気なんかしてるの知ったら、可哀相だと思いそこには触れず別れる旨を告げました。

そこから更に加速です。

「娘を傷物にした!」

「弄ばれた!」

等騒ぎます。

彼女の母親は、俺と付き合うまで処女だと信じてたようです。

無い!ナイ!!ない!!!

付き合い始めた頃に人数聞いちゃってますから!

最初にHした時もしっかり感じちゃってましたから!!

お袋がとどめの様に、彼女の浮気を叩きつけるように言い放ちます。

彼女の母親はちょっと困惑気味

。彼女に確認してますよ。

「あんた篤史さんが初めてじゃないの?」

「私は○人と経験あるのよ!」

…おい、俺が聞いてるより3人多いぞw

彼女の母親の顔が真っ赤に。

「お邪魔しました!」

引きずる様に彼女を連れ帰りましたよ。

「とまあ、そんな訳だ、口挟んでいいよ。」

俺が言うと、「ああ、判ったから…」 親父が疲れた様に小声で。

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